農産物図鑑

一般野菜

キャベツ

ヨーロッパが原産です。もともとは不結球タイプでしたが,広まる過程で結球タイプが生まれ,日本へは18世紀初頭の江戸時代に長崎へ持ちこまれました。食用として栽培が始まったのは幕末以降で,第2次大戦後に消費量が伸びています。なお,観賞用に栽培されたものが葉ボタンになりました。

特徴

胃腸障害に効果のあるビタミンUを含んでいます。その他ビタミンCも豊富で,外葉の緑の部分にはビタミンAも期待できます。糖質は葉菜類の中では最も多く含まれています。

栽培

季節ごとに品種が違いますが,種をまく時期によって,春まき型,夏まき型,秋まき型に分けられます。南区吉祥院・上鳥羽,伏見区竹田・下鳥羽で多く栽培されており,品質も良く,京都市場のほか,大阪等へも出荷されています。

旬の時期

11月上旬〜6月下旬

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