農産物図鑑

一般野菜

スイートコーン

穀物(完熟果)としてのとうもろこしの原産は南アメリカで,15世紀にコロンブスによって世界中に伝播しました。その後,品種改良によって甘味を増し,野菜(未熟果)の「スイートコーン」として栽培されるようになりました。日本には明治時代にアメリカから導入されましたが,栽培は戦後になってから急速に増加しました。

特徴

スイートコーンは収穫後数時間で糖分が半減し,甘味が減少してしまいます。栄養面では,糖分が多く,ビタミンB群,ビタミンE,その他ミネラルを含みます。また,ひげ(めしべ)が豊かで,頭のほうまでふくらみがあり,粒ぞろいがよく,ずっしり重いものを選びます。

栽培

バイカラコーン(黄色と白色の粒が混ざっている品種),ゴールデンコーン,ホワイトコーン等がありますが,品種改良が進み,甘味の強い品種が多く生産されています。 市内全域において,振売りや直売用に栽培されています。

旬の時期

7月上旬〜9月中旬