ツバキ科ツバキ属の常緑高木で、照葉樹林の代表的な植物の一つ。冬~春にかけて、白や赤色の花を咲かせます。花は鳥媒花。特徴的な、常緑の厚くて艶のある葉が、ツバキの名前の由来となっていると言われます。
日本原産のヤブツバキ(学名: Camellia japonica)や近縁種等を交配した、多様な花形の多くの園芸品種があります。

日本の春の風物詩、黄色の花が咲きほこる『菜の花畑』の主役。
アブラナ科アブラナ属の花の総称です。一年草で、東アジア、ヨーロッパが原産と言われています。

ナデシコ科ナデシコ属の植物の総称で、赤、ピンク、白色等の花を咲かせます。世界に約300種が分布し、日本原産の種では、秋の七草の一つであるカワラナデシコが有名です。
お花屋さんに周年出回るお花で、品種によって性質も多様です。切り花に向くものから、お庭での栽培に適したもの、春から晩秋まで開花を続ける四季咲き性のものなど、様々な楽しみ方ができます。

バラは、クレオパトラやナポレオンの皇后ジョゼフィーヌも好んだと伝わり、様々な名画にも描かれ、日本では万葉集にも詠まれ、ギリシャやローマでは紀元前から利用されてきたといわれる、人間と長くつきあいのある植物です。
バラ科バラ属の低木(灌木)またはつる性の落葉植物で、様々な香り・多彩な色の花が咲きます。バラには棘があることも有名ですが、「バラ」の名称は棘の多い低木状の植物を意味する「いばら」から転訛したものともいわれます。
現在は、国内外で生産された、多くの園芸品種が流通しています。お花屋さんなどで、お気に入りのバラを、是非、探してみてください。

デージーという名前は、「太陽の目」を意味する、英語の“Day‘s eye”(デイズアイ)に由来するといわれています。太陽の光の下で、おひさまのような花を咲かせることから、この名がついたと考えられています。

アオイ科ワタ属の植物で、世界中の熱帯・亜熱帯に分布しています。コットンフラワーとは、“綿(わた)の花”のことではなく、熟した果実がはじけた、種子を包む役割を持つ白い“綿毛(わたげ)”のことを指します。これが花のように見えるということからコットンフラワー(綿花(めんか))と呼ばれるようになりました。なお,綿の花は9月頃に咲き、熟した果実から白い綿毛が現れるのは、10月から12月頃です。色は白とブラウン系が色は白とブラウン系が主流ですが、流通量が少ないグリーンコットンと呼ばれる種類もあります。

キク科の1年生の植物です。
原産は北アメリカで,紀元前1500年頃から栽培がはじまったとされています。

オーストラリア原産のマメ科アカシア属の総称で、世界には1,000種類以上の品種があるといわれています。日本では温暖な地域で多く生産されています。
花の時期には、房状になった黄色い球形の花を多数咲かせ、優しい香りを漂わせます。
春を告げる花として、ヨーロッパでは大変人気があります。

アブラナ科の植物で、色鮮やかな葉を鑑賞します。もともと西洋から食用の野菜として江戸時代に導入されたものが、観賞用に品種改良されました。

中国原産のバラ科サクラ属の落葉中高木で、色は、白、ピンク、赤などがあります。主として花を観賞する“桃”で、果実は小さく食用には適しません。

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