起源は明らかではありませんが,貞享元年(1684)の文献に「稲荷付近で作られていた」と記載があることから,かなり古くから伏見区を中心に栽培されてきた在来種であると思われます。
- 特徴
- 果実は果柄から先端に向かって細くなり,先端は尖っています。短形の系統(10cm程度)と長形の系統(15~17cm)があり,1株200個程度の果実が着きます。果肉はやや薄いですが,品質が良く,辛味がありません。葉も佃煮にして食べられます。
- 栽培
- 本来の形質のものを栽培している農家はわずかですが,この改良種は全国で栽培されています。右京区京北や西京区大原野で多く栽培されているほか,市内全域で振売りや直売用として広く栽培されています。
- 旬の時期
- 6月上旬〜9月下旬
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