京都で栽培されてきた野菜の中で古い文献に記載されたもののひとつで,和名抄(わみょうしょう)に「みずな」の名が初めて記載されています。さらに,天和3年(1683)には供物として用いたことが,また,貞享3年(1686)に東寺九条周辺で栽培されていた記載があり,「京菜」とも呼ばれます。
- 特徴
- 株状によく分げつ(枝分かれ)し,ひと株数十本以上になります。葉柄は細く淡緑色ですが,葉先は濃緑色で切れ込みが深く,先端はとがっています。最近は,食生活の変化に伴って,手軽に食べられる小束のものが多く出回るようになりました。
- 栽培
- 市内全域で露地のほか,ハウスでも広く栽培されています。
- 旬の時期
- 11月上旬〜3月上旬
- この農作物を育てている農家さん
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